【コラム】税務統計から見た法人企業の実態

国税庁はこのほど、第60回目となる平成21年度分「税務統計から見た法人企業の実態」

を公表しました。

黒字申告割合等について気になるところですので、この事績内容をチェックしてみます。



★法人の状況

平成21年分の法人数は261万7千社で、このうち連結親法人は820社、連結子法人は

6,355社となっています。

資本金階級別の構成比で見ると、資本金1,000万円未満の階級(60.0%)と資本金

1,000万円以上1億円以下の階級(38.9%)が全体の98.9%を占めています。



★法人税の申告状況

①欠損法人割合

前回に引き続き欠損法人割合が過去最悪を更新したことが分かりました。初めて70%

を突破した前年度を1.3%上回る72.8%でした。

②交際費等

景気悪化を反映して交際費支出額が3兆円を割り、貸倒引当金の利用率が2割を超える

一方で、寄付金は1割増しの5,467億円となっています。

交際費等支出額は、ピーク時の6兆円台と比べると半分にも届かない2兆9,979億円

となっています。



<リンク>

・国税庁-統計情報